耳から入ってくる音でリラックスできるかどうかが変わります。
 町中へ出れば色々な音で溢れかえっていますが、田舎などの静かと思われている場所や静まり返った夜の自宅においても実は音に囲まれているのです。自分の周りで当たり前のように聞こえている音について振り返ってみませんか?

 今回は『リラックス効果のある音』のテーマを一緒に学んでいきましょう。

1.本記事の内容とわかっていただけること

  • 音によって人は活動的にもなるし、リラックスもする
  • 赤ちゃんが泣きやむテレビの砂あらしの正体とは!?
  • リラックス効果のある音を聞いて憂うつを解消しよう!
  • 2.記事の根拠
     執筆:ちゃぬまるです。
     聞くとなんだか落ち着くなぁという音ってありませんか?
     私は幼少期の懐かしさからなのか分かりませんが、夏に聞く『ひぐらし』というセミの鳴き声、しとしと降る雨音などを聞くと自然と心が落ち着いていたことを思い出しました。外出先等でイライラしても、帰宅してそれらの音を聞くとなんだか和むというか気分がすっきりします。
     2018年現在、二児の父として育メンとまでは言えませんが育児してます。二人ともそうなんですが、テレビの砂あらしの音や掃除機やドライヤーの音を聞くと泣きやむことが多々ありました。音量としてはうるさい分野なのかなと思ったりしますが、巷で言われている『泣いている赤子にテレビの砂あらしを見せると泣きやむ』説が見事に我が子で立証できました。
     さて、その理由はなんだろうというのが今回の記事で勉強していきたいキーポイントとなります。みなさん一緒に勉強していきましょう!

    【1】音による感情への影響

    ピアノ

    1.音によって気分が変わりませんか?

     みなさん、好きな音ってありますか?
     私はこの記事の冒頭でも触れたように、夏に聞くことができる『ひぐらし』というセミが鳴く寂しそうな鳴き声と、しとしとと降る雨音が好きです。両方の音に共通しているのは、幼少期の頃に聞いて心が落ち着いていたことがあったので、その音を聞くと当時のことを思い出して懐かしさを感じるからではないかと思っています。

     逆に私が苦手に思っている音は、図書館の静まり返ったところで本などをめくっているときに発生する音と、人がざわざわと話している声です。これも両方に共通していえることは、私にとってこれらの音はあまり良い思い出が無かったということです。あれば、懐かしく感じたり良いイメージを抱きますからね。

     好きな音や苦手な音は人によって好き嫌いが違いますから千差万別だと思いますが、好き嫌いは別として人間として脳や感情に『良いイメージ』や『心地良い感情』をもたらす音というものがあります。これが今回のテーマなのですが、後程触れるとして次に『音を聞くと心にどう響いて感情になって表されるか!?』についてを確認していきたいと思います。

    2.音による感情の伝達

     音や音楽は太古の昔から人間や動物にとって大切な事です。音は自分と相手および周りとのコミュニケーションを取る手段であり、喜怒哀楽を表現する方法の一つでもあります。
     明るく楽しいイメージの音や、暗く寂しいイメージ、温かみがあって優しいイメージ、激しくて怖いイメージなど、音を聞くことによってそこから色々なイメージを浮かべることもできます。これらは聴覚という感覚を通じてもたらされるものです。
     また、流れてくる音楽によっては気分が高揚したり、リラックスして眠たくなったりなどもあるでしょう。これらは脳や自律神経を通じて心拍数を増減させることによってもたらされていることは現代では分かっています。

     ということは、心が和む状態にするには気分を落ち着かせることのできる音や曲を聞けばよいわけですね。

    【2】ホワイトノイズとリラックス

    rainday

    1.ホワイトノイズとは?

     ホワイトノイズというキーワードを聞いたことはありますか?
     簡単にいうと、雑音の一種で擬音語で表現すると『シャー』というような音のことです。音は周波数で表されますが、このホワイトノイズは全帯域にまんべんなく周波数をもった雑音です。音自体は非常に単調です。

     このホワイトノイズを生活に取り入れることによって、忙しい毎日から逃れて気分を落ち着かせることができます。

     人間や動物は起きて活動をしているときも、寝ているときも耳からは絶えず危険を感知するために、無意識のうちに音の情報を取り入れて脳へ送ろうとしています。そうすることで敵に襲われることなく命を確保できるわけです。これらは大事なことですが、絶えず音の情報を取り入れようと頑張っているわけですから、心も体も疲れてしまいます。

     ここへ取り入れたいのがホワイトノイズなんです!ホワイトノイズは前述のとおり単調な雑音ですが、単調なゆえホワイトノイズ自体には脳が興味を示しません。さらにホワイトノイズは他の音や雑音をかき消す効果もあります。

    2.赤ちゃんが泣きやむテレビの砂あらしも

     テレビなどでも紹介されたことがありますが、テレビの砂あらしを赤ちゃんに見せることによって泣いていた赤ちゃんが泣きやむというものがありました。この砂あらしにホワイトノイズが含まれているからです。
     生まれたばかりの赤ちゃんは周りが初めてだらけです。何が自分にとって落ち着くもので、逆に心配になることなのか正しく判別できない年齢です。そんな赤ちゃんでも安心する材料は『母親』です。もっと言うと、母親の胎内の記憶です。

     赤ちゃんは生まれてくるまでの間は基本的には母親の胎内で育ちます。母親の体を通して外界からの音が流れてくるのですが、赤ちゃんにとっては母親の胎内の音を聞くことが一番多いです。胎内にいることで赤ちゃんは守られていますから、気分が落ち着けます。落ち着く音を聞けば泣いている赤ちゃんも落ち着きます。

     砂あらしは母親の胎内の音に似ていると言われています。
     そのため砂あらしを聞くと胎内の頃を思い出し、気分が落ち着くのでしょう。

     ホワイトノイズの音に近いものといえば、『テレビの砂あらし』『掃除機の音』『ヘアドライヤーの音』『ラジオのチャンネルがあっていないときのザーという音』『サーと降っているときの雨音』などです。

     実際に効果があったなと思うものばかりです。泣き叫んでいる我が子に対して掃除機の音やドライヤーの音を出すと実際に泣きやみましたし、静かな朝にサーっと雨が降っているときなんかは、その音を聞いてとてもリラックスできたことを覚えています。

     この世は色々な音で溢れかえっており、なかなかリラックスできない状況が多いと思います。そんな時は今回ご紹介させていただいた『ホワイトノイズ』を積極的に取り入れて、ここなご生活を送っていただけることを願っております。

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