1.その『うがい』本当に効果ありますか?
 みなさん、風邪予防のために『うがい』をすることがあると思いますが、実はそのうがいは予防になっていないかもしれません。効果のあるうがいで風邪予防をして、『ここなご生活』を送りましょう!
2.本記事の内容とわかっていただけること
 風邪予防として効果のあるうがい方法がわかる。
 予防だけではなく、外出中にダメージを受けた鼻の奥をリフレッシュすることができる。
3.記事の根拠
 執筆:ちゃぬまるです。
 別の記事でも書いている『上咽頭炎』を発症してから治療の一環としてより効果の高いうがいを知りました。人の多いところから帰宅したときなどは必ず実践しています。

【1】うがいをする目的とは

橋

1.目的を再確認しよう

 『外から帰ってきたら手を洗ってうがいをしなさい!』
 小さい頃から大人や幼稚園保育園、学校の先生などから、しつこいくらい言われて育った方は多いと思います。
 面倒くさいなと思いながら、手を洗って口に水を含んでがらがらぺっとするあれです。または風邪を引いて病院でうがい薬を処方してもらったときにヨード液を薄めたような液体でのどの奥をがらがらぺっとするぶんです。
 共通することはどちらも口から液体を含んでのどの奥(詳しくいうと、中咽頭~下咽頭あたり)で液体を泡を吹かすようにがらがらぺっとすることですが、そもそもうがいをする目的は何でしょうか?
 大人たちから共通して言われている目的としては、『風邪予防』が一番ではないでしょうか?
 外出先には不特定多数の人や色々な動物、環境下で過ごすことになり、風邪を引いた人がゴホゴホ咳をしている場面に出くわすかもしれませんし、外出先でウイルスや菌などが蔓延している場合もあるでしょう。人間は生きている以上呼吸をしないといけませんから、鼻から空気(主に酸素)を吸って口から二酸化炭素を出す行為を自然と繰り返しています。ということは、ウイルスや菌が含まれた空気を吸った状態で帰宅するわけですから、そのままでいると自分も風邪を引いたりするかもしれません。
 つまり、うがいをするということは体に入ってきたウイルスや菌をうがいという行為をもって、洗い流すもしくは対外へ出すという期待を込めて行なっているわけですね。

2.うがいの種類

 うがいの種類と言われても、口から液体を入れてがらがらぺっとするだけじゃないか!?と以前の私は思っておりました。
 でも上咽頭炎になってから、違ううがい方法を知りました。鼻うがいです。
 読んで字のごとくという感じですが、今まで私がしていたうがいは口から液体を入れていたことに対して、鼻うがいは鼻から液体を入れることになります。

 (1)口うがい
  口から液体を入れてうがいをすること。
  液体が直接当たるのは、主に中咽頭~下咽頭の位置である。
  扁桃や舌やその奥に付いた菌などを洗い流すことに効果あり。

 (2)鼻うがい
  鼻から液体を入れて液体を口の方へ洗い出すこと。
  ※再度鼻から出しても良い
  液体が直接当たるのは、主に上咽頭の位置である。
  上咽頭にある繊毛上皮に付着した菌などを洗い流すことに効果あり。

【2】予防目的のためのうがいの位置とは

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1.ウイルスや菌の侵入経路を考えると…

 【1】-2.でお伝えしたように、うがいの種類は口からと鼻からとに区分されるわけですが、人間が自然に行なう行為である呼吸と、菌やウイルスが入り込んでくるルートを考えると、どのうがい方法が適しているか分かっていただけるかと思います。
 そう、鼻うがいですね。
 鼻うがいであれば、上咽頭エリアに付着した菌やウイルスなどを洗い流すことができますし、ウイルスや菌だけではなく埃や汚れなども取り除いてくれます。
 体の仕組みを考えれば一目瞭然なんですが、風邪予防には口からのうがいを進められることの方が多い気がします。何なんでしょうかね?
 ちなみに、上咽頭エリアには、春先からにかけて世間一般で大流行する『花粉』を洗い流すことに対しても同じように期待できます。

2.『とりで』を守るには

 『自律神経を乱す上咽頭炎という病気について知るべき3つのこと』の記事でもお伝えしているように、上咽頭エリアは色々な意味で体の中枢であるからにして、大事なところです。

自律神経を乱す上咽頭炎という病気について知るべき3つのこと


 言わば、『砦(とりで)』のようなものです。
 ここを守らずして、風邪や病気からどうして守れるでしょうか?
 また、その記事でお伝えしている元ネタである、『堀田修氏の病気が治る鼻うがい健康法』でも述べられているように、風邪を引いてのどが痛いというときは、世間一般が考えている口から見えるのどの奥(中咽頭~下咽頭)が痛いのではなく、上咽頭が痛みを発していることの方が多いとのことです。※著書では9割がた上咽頭だと述べられています
 風邪を引いたときもうがいをすることはありますが、この時もうがいをするならば鼻うがいをした方が効果が高いと言えますね。

 実際に私が体験した感覚ですが、なんか喉が痛いなと思ったときに鼻うがいをすれば、『そこだ!』というように、ドロッとした鼻水や痰が一緒に対外へ排出できますし、そのあとすっきりします。逆に口からのうがいだけだと、確かに口腔内はすっきりするんですが、『喉の痛み』からくる不快感は何ら改善されません。

【3】鼻うがいは痛くない

サンシャイン

1.前提と注意

 これまで鼻うがいについて説明してきましたが、正しい鼻うがいをするようにして、風邪やインフルエンザにかかる事を回避し、元気でここなご生活をしていきましょう!

 そのために注意してほしいことがあります。

 (1)水道水を直接鼻うがいに使用しない
 (2)鼻うがい直後に鼻をかまない

 この2つについては、前述した堀田修氏の著書でも書いてあるように、守っていただきたいと思います。
 まず最初の水道水についてですが、口からと違って鼻の奥は非常にデリケートな部分で、入ってくる液体のの濃度が体液と差があるとツンとして痛みを発することがあります。プールで泳いでいるときに鼻の奥に水が入ってツンとするあれです。
 あの痛みが鼻うがいをする度に味わうとなると、嫌な人が多いと思うので、水道水は使わないようにしてください。できれば生理食塩水か、専用の鼻うがい液(市販で売っている)を使った方が良いです。生理食塩水を自分で作る場合は、水と食塩の割合を1000:9で作りますが、水1リットルならば9グラムの食塩で、水500ミリリットルならば4.5グラムの食塩です。この場合も水道数を使用することは避けて、蒸留水などを使うようにした方が良いです。

 次に鼻うがい直後に鼻をかまない理由ですが、まれに中耳炎を引き起こす可能性があるからだそうです。これは先ほどの堀田修氏の著書に書いてあるほか、私が使っている市販の鼻うがい液のパッケージにも記載されているからです。

2.病院での鼻うがい

 鼻うがいを実施してくれる病院といえば、耳鼻咽喉科が多いと思います。
 こちらのページ参照『上咽頭炎を治療してくれる病院の一覧があれば助かるよね!

上咽頭炎を治療してくれる病院の一覧があれば助かるよね!


 ただ、私が住んでいる県内で数か所耳鼻咽喉科で診てもらった経験がありますが、その中で鼻うがいを実施してくれたところは2か所だけです。特に2018年現在も時々利用している院では、専用の鼻うがい機があって、左右の鼻を3回ずつ専用液を流しこんで反対側の鼻の穴から出すということをするのですが、液体の温かさもあって非常に気持ち良いです。
 鼻うがいの治療をしてくれる病院かどうかの目安は、上咽頭炎の治療としてBスポット治療(2018年時点ではEATと正式には呼ばれている)を行っている病院では並行してやってくれると思います。
 

3.家庭での鼻うがい

 家庭で鼻うがいをするならば、前述のとおり生理食塩水を用意(市販でも自作でも可)して、鼻から生理食塩水を入れて反対側の鼻の穴から出すという行為をすれば良いです。
 ただ、コップなどに入れた生理食塩水を鼻の穴に入れるというのは慣れないと難しいでしょうし、何より鼻うがいが初めてという方は鼻から液体を入れる恐怖もありますから、専用の市販の鼻うがいを使った方が良いと私は思います。

 実際に私も初めて鼻うがいをするとなると躊躇(ちゅうちょ)しましたし、怖さもありました。なので、市販の鼻うがいを使った方が専用という安心感を得ることができると思います。

 市販としては、色々なメーカーから鼻うがいに関する製品が発売されていますが、私が初めて使って2018年現在でも使っているのは、小林製薬の『ハナノア』です。専用のうがいボトルがあって、それに専用液を入れて、鼻うがいをするだけの至ってシンプルな製品です。
 実際に私が使っているハナノアですが、下記の写真がそれです。
↓専用液が入ったボトルです。
ハナノアの液
↓先ほどの専用液をこちらの容器に入れ、鼻穴に先を入れて流し込みます。
ハナノアのボトル

 ハナノアの感想はあくまで個人的な見解になってしまいますが、製品自体がシンプルなところが使いやすいというメリットで、実際に使ってみた感じとしては、うっすらミントの香りが鼻の奥にスーッと入る感じで非常に心地良いものでした。また、鼻の奥にねばりついた痰や鼻水なども流れ落ちてくれることが多く、しつこい痰や鼻水を除去する手助けになってくれています。
 ぜひ一度使ってみてはいかがでしょうか!

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