ちゃぬまるです。イギリス湖水地方といえばピーターラビットや湖を思い浮かべる方が多いと思います。
 私も同じだったので、湖水地方に旅行に行こうと計画したときは、ピーターラビットの舞台であるニアソーリー村や湖を挟んで対岸にあるウィンダミやボウネスの街、それからイギリスの詩人ワーズワースの故郷であるグラスミアに行ってみようと思っていました。

 2018年現在、私はイギリスに4回旅行や勉学のために足を踏み入れているのですが、1~3回目までは湖水地方に行ったことがありませんでした。4回目は妻との新婚旅行で行くことになったのですが、その時湖水地方に行ったのが初めてでした。

 湖水地方はイギリスにおいて有名な場所でかつ観光スポットとしても人気のエリアなので、本屋で売っているガイドブックなどでも特集が組んであったり、湖水地方だけでまとめられたページがあったりして情報を得るに苦労することは無いのですが、今回お話する「オレストヘッド」については、ガイドブックの片隅に少しだけ小さな写真とともに紹介されているだけで、ピーターラビットの舞台などと比べるとマイナーな感が否めませんでした。

 私としても当初はオレストヘッドに行く計画はなかったのですが、現地でオレストヘッドへの登山口を見つけて突発で行くことにしたんですが、これが大変すばらしい場所で日本でもなかなか体験できない感動を得られましたので、ぜひともみなさんに紹介したいと思いました。

 一度しかない人生、ここなご生活を送りましょうと提案している私ですが、オレストヘッドに実際に足を運んでいただければ、感動してここなご状態になっていただけると思います。

※この記事の写真に写っている人物は当サイト『ここなごタイムズ』のちゃぬまるです(笑)

1)『オレストヘッド』について

オレストヘッド入り口

オレストヘッドとは何か?

 イギリスを代表する二大観光エリアといえば、イングランド中央部に位置するコッツウォルズと、イングランド北部に位置する湖水地方です。
 今回は湖水地方にあるここなごスポットである「オレストヘッド」を紹介したいと思います。
 湖水地方の南側の玄関口の町といえば、鉄道が乗り入れているウィンダミアです。そのウィンダミアの鉄道駅から徒歩で約3分くらいの位置にオレストヘッドへの登山口があります。
 上記写真を参考にしていただければと思いますが、白地の看板に『FOOTPATH TO ORREST HEADと指差ししている手の絵』が書いてあります。※写真は当サイト管理者のちゃぬまるがふざけて看板と同じように指差しをしているところです。
 そこから登って行った先にあるのが『オレストヘッド』です。

 オレストヘッドは標高243mの小高い丘と言った方が良いくらいの山です。頂上からはウィンダミアの町はもちろん、ウィンダミア湖、遠くの山々まで一望できます。私が訪れたときは頂上にベンチが置いてあったのですが、そこでたたずんで周囲の景色を眺めるもよし、立ってぐるりと360度見渡すも良しの、非常に見晴らしのよい場所です。

湖水地方への行き方について

イギリス地図

 湖水地方は名前が示す通り、非常にたくさんの湖が点在している場所です。
 イギリス自体は世界的にみても有名な国ですが、イギリスには標高の高い山が少ないということはご存知ない方がいらっしゃると思います。そんな高い山が無いと言われるイギリスにあって、この湖水地方は標高1000m近辺の山が多い山岳地帯です。
 イギリスは鉄道発祥の国であるため、国土の至る所に鉄道網がありますが、前述のコッツウォルズと湖水地方については自然を守るために鉄道が通っておりません。よって、湖水地方を観光される場合で鉄道で乗り入れる場合は近隣の鉄道がとおっている町まで行くことになります。
 乗り入れの代表的な町といえば、ウィンダミアです。湖水地方にむけて走っている鉄道路線の終点になります。まずはここに向かうことになるのが一般的かと思いますし、私もそうしました。
 ロンドンから鉄道で行く場合、ロンドンユーストン駅からオクセンホルム駅まで行き途中下車します。ロンドンからの鉄道は2番線に到着するので、ウィンダミアに向かう路線に乗り換えます。着いたホームの隣の3番線にウィンダミア行きの路線があるので乗り換えは分かりやすいと思います。
 オクセンホルムからウィンダミア行きの列車に乗れば約20分くらいで湖水地方の玄関口の町であるウィンダミアに到着です。

 ロンドン~オクセンホルム~ウィンダミアまで、約3時間ちょっとの旅です。
イギリス鉄道時刻表

↓ロンドンを朝8:30出発し、オクセンホルムに11時過ぎに到着。ウィンダミア行きに乗り換えて11:40頃に湖水地方の玄関口の町に到着という流れです。朝早くに出発して昼前頃に着く感じですね。
イギリス鉄道時刻表詳細

※掲載の時刻表はイギリスNATIONAL RAILWAYより

オレストヘッドへの行き方について


 オレストヘッドの登山口までは前述したとおりです。
 そこからは舗装された道を登っていくことになります。この辺りは周囲に民家が立っているエリアですが、更に登っていくと舗装された道はなくなり、砂利と周囲には木が並ぶ山道へと変わっていきます。

 グーグルマップさんによると徒歩でオレストヘッドの頂上まで約14分とありますが、私自身が歩いたときの記憶では周囲を見ながらだったので30分くらいは歩いたと思います。
 日本で山を登るのとは違い軽装で問題はないと思いますが、靴についてはスニーカーなどの歩きやすいものにしたほうが良いです。

2)感動した「オレストヘッド」

オレストヘッド頂上からの眺め

360度周囲を見渡すことができる

 前述のとおりですが、オレストヘッドの頂上は視界を遮るものがほぼ無いんですよ!
 この記事のアイキャッチ画像として設定している写真があるんですが、あのように周囲を360度見渡すことができるんです。データ容量の兼ね合いで当サイトには載せて無いですが、現地に行ったときに頂上に立って周囲をぐるりと動画で撮影したのですが、ここまで綺麗に360度見渡せる場所というのは日本の山でもそうそう無いと思うので圧巻で感動したのを記憶しています。
 湖水地方を代表する湖であるウィンダミア湖や遠くの丘など結構遠くまで見渡せます。遠くの山にかかっている雨雲も見えて、そろそろあの雨雲がこちらに来そうだなと当時思いながらオレストヘッドの頂上を後にした記憶があります。

 湖水地方は自然がいっぱいで緑と湖がきれいな場所ですが、それを高台から視野を遮るものなく360度見ることができるという贅沢をぜひ味わってください!

観光客がそこまでいない

 これ意外と重要です。
 人間ってホッとしたいときって、一人になるとか人の多いところを避けたいと思うことが多いと思います。私は人が多いとガヤガヤしていて、聴覚的に落ち着けません。個人的な見解になりますが、異国の地にきて日本人が多い場所に行くのもあまり好きではありません。
 オレストヘッドに行ったのは約10年くらい前になりますが、現地で出会った日本人はゼロで、日本人以外の人にもほとんど出会うことはなかったです。行ったタイミングがゴールデンウイークとか夏休みとかのシーズンでは無かったので、そもそも観光客自体が少ないともいえるのですが、ピーターラビットの舞台として有名なニアソーリー村やウィンダミアの街中は人が多かったですし、ニアソーリー村は日本人観光客が多かったですから、そう考えるとオレストヘッドは落ち着いて観光できる穴場だと思います。
 私としては観光スポットというよりはヒーリングスポットだと思ってます。

 湖水地方に行きたいと考える人はピーターラビットの舞台を見て回りたいという理由、詩人ワーズワースの足跡を辿りたいという理由、きれいな自然を見て回りたい理由とそれぞれだと思いますが、せっかく湖水地方に行くのでしたらアクセスもそう悪くないですので頂上まで登って360度ビューをぜひ味わって『ここなご』になっていただけたらと思います!
※この記事を書きながら再度オレストヘッドに行きたいと願うちゃぬまるでした(笑)

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