サラリーマンが抱いている労働時間と給料および職場環境の不安について

  • 朝から晩まで働いているのに給料が増えないのはなぜだろう。
  • 様々な成果を残したのに給料に反映されない。
  • 肉体的にも精神的に追い詰められているのに報いられないのはなぜだろう。
  • どうやったら収入が増えて楽になるのだろう。
  •  このような思いや考えを持っておられる方は多いと思います。私もそのうちの一人です。

    1.本記事の内容とわかっていただけること

  • がんばったのに給料が増えない理由がわかる
  • 精神的に追い詰められる理由がわかる
  • 収入を増やして、束縛から解放されて楽になる方法がわかる
  • 2.記事の根拠
     執筆:ちゃぬまるです。
     大学を卒業して2003年に社会人となり、2006年に転職してから2018年現在まで同じ会社(中小企業)に勤めています。
     2009年から2012年まで4年連続、2014年から2017年まで再び4年連続のコスト低減による表彰(社長からの授与)を受けています。
     2006年から2012年まで所属していた部門から異動となり、2013年から2018年現在まで会社の支出に関わる重要な部門にて業務にあたっています。
     上司が数度トライして実現できなかった会社として重要な改善テーマがあったのですが、それを私と私が声をかけて結成したグループでの共同活動で2017年に達成。年間レベルで継続的に大幅なコスト低減を刈り取ることができ、会社役員レベルからもお褒めの言葉をいただいたことあり。
     それでも給料はわずかしか増えず。
     2017年に長年の無理がたたって”うつ症状”を発生し、1か月以上休んだという苦い経験あり。休んでいる間に仕事に対する気持ちや心構えを変え、本当に自分や家族にとって何が大切なのかを考えさせられました。この休養期間の中でサラリーマンとして会社勤めによる収入確保から、会社勤めだけに頼らない別の収入源を確保する必要があると改めて感じました。

     当サイトは”ここなご”です。
     ”ここなご”な生活を送ることはもちろんですが、社会生活をしていくうえで”収入”は最低限必要なことです。
     収入を得る方法としてサラリーマンとして生きていく方が世の中には多いですが、なんとなくサラリーマンとして生きるのとサラリーマンが世の中においてどういった立ち位置なのかを理解したうえで大切なことをみなさんと共有しておきたいと思い、今回はこのテーマについて記事を書かせていただきました。

    【1】サラリーマン(労働者)とは?

    労働者

    1.労働者は社員ではない?

     いきなり辛辣な文面からスタートすることになりましたが、私たちが一般的に思っている”社員”という呼び名は実は会社に雇われている労働者ではなく、出資している者(株主)が該当します。一般的に社員だと思っている労働者は使用人と呼ばれたりします。
     労働者は資本家や経営者に雇われて会社のために労働力(時間と体力と精神力)を提供します。その対価として給料を受け取っている者が労働者ということになります。

     世の中で”商品”とか”価値”とか”取引”などのキーワードがありますが、労働者は会社に対して労働力を提供する代わりに労働対価を得るという立派な取引をしていることになりますね。
     この仕組みは重要なことなんですが、意外と知らない人が多いんですね。私もそのうちの一人です(笑)。労働対価である給料は”労働力”という言わば”商品”や”価値”に対して会社側が提供するモノですから、給料は”商品の価値”によってある程度決まってきます。この辺は後程説明することにしましょう。

    2.労働者が生まれた背景

     元々昔から労働という言葉はありました。ただ今日のように一つのグループであるかのような”労働者”という枠組が作られたキッカケはイギリスの産業革命が原点と言われています。
     それまでは、貴族などの領主のもとで農業をしたり、都市において物を売ったりする商人など生きていくうえで必要なライフライン(水や食料、貨幣)を求める行為は日常的に行われてきました。
     そのようななか、土地を持っている領主(ジェントリーやヨーマンなども含む)が塀を築いて農民が営んでいた農地に入れないようにしました。さらには農地の中で羊を飼い始め、農業自体ができないようにもしました。これを”囲い込み運動”、別名”エンクロージャー”と呼びます。この運動は大きく分けて2回行われ、第一次囲い込みでは毛織物工業の発展が目的で実施され、第二次囲い込みでは農業革命の目的で行われました。特に第一次のときには羊によって農民の職が奪われたため、『羊が人間を喰い殺している』と批判したトマス・モアが有名です。

     囲い込みをしたあと、領主たちは都市や郊外などに”工場”をつくって商品を作るための作業をできるだけ機械化し、機械を扱う者や作業をする者を必要としました。一方、農作物などを作って食料を得たり、農作物を売って貨幣に変えていた人々は困りますよね?そこに目を付けた領主たちは工場で働けば収入が得られるとして作業の担い手を募集し、領主は経営者になり作業の働き手として集まってきた人々は労働者になりました。
     これが労働者の誕生のタイミングであり、さらに資本家(経営者)の誕生でもありました。

    3.資本主義社会の誕生

     先に述べたように労使の立場が誕生した後、もしあなたが資本家(経営者)であれば何を求めますか?
     おそらく大半の人が利益を求めることになろうかと思います。会社として運営していくには様々な費用がかかります。費用には人件費も入ります。費用は家計簿で考えると支出であるわけですから、支出以上の収入を得ようとする論理が働くのは当然です。一つの商品を作るにあたってかかる労力を縮小していき、今日よりも明日、明日よりもさらにたくさんの商品が作れるように追い求めるようになります。
     このように市場という開かれた世界で利益を求める行為を一定のルールのもとで行なうことを”資本主義”と呼びます。資本主義社会の誕生です。利益を求めて努力する人と何もせずに日々を過ごす人とでは得られる収入に差が開いていきます。これが格差と呼ばれる問題につながっているのですが、資本主義社会ではある意味当然起こりうることであると認識すべきかと思います。

    【2】サラリーマンと給料

    給料

    1.給料の決まり方

     先に述べましたが、給料は労働力に対して提供されるモノですが、”価値”が基準となってある程度決まってきます。
     これも経営者の立場にたって考えると見えてくるのですが、給料を決めているのは、”みなさんの労働力をつくるために必要な要素の合計”と考えられています。商品は生産するのに必要な費用を”生産コスト”としていますが、労働力も同じように”生産コスト”で決まります。
     労働者に働いてもらおうと考えれば、作業をするにあたって体力(精神力)と知力が必要です。逆にこれがなければ働いてもらうことができません。疲れてへとへとになった労働者に『働いて!』と仕向けても働いてもらえるわけがありません。食事をして休息をとって再びエネルギーを満タンにしてもらわなければなりません。これにかかるコストが労働力に対する”生産コスト”です。また、経験や知識がない労働者に働いてもらおうとしても十分に働いてもらえるわけがありません。そこで学費や研修費などの労働者にかかる”生産コスト”として認識され、これらを積み上げたものが労働力の価値となり給料が決まっていくわけなんです。
     ですから、体力的にも精神的にもキツイ作業にはそうでない作業に比べてたくさんのエネルギーを必要としますから、必然的に給料が高くなったりするわけです。お医者さんなんかは特にそうですよね。色々と医学や関連の勉強にコストを費やし、実際に医療作業を行なう際には体力的にも精神的にもキツイ場面が登場しますから給料をたくさんもらっている人が多い分野と認識されているわけです。
     それと会社は労働者に作業をしてもらって商品を作ったり売ったりして利益を得るわけですが、労働者に生産コスト以上に働いてもらって利益を得たほうが労働者に対する会社としての支出は減らせるわけです。そこで各種の改善をしたり機械化をしたりして給料として会社から出ていくコストを減らすのです。

    2.給料は増えても楽になるとは限らない

     給料の決まり方の項目で説明したように、生産コストに対して決まってきます。よくあるのが商社マンは高給取りが多いだとか、医薬品会社の営業マンは高給取りが多いとかの背景には、体力的にも精神的にもキツさが求められていることへの対価だと言えます。
     商社マンは顧客とメーカーとの間に立って調整するのに困難さがあったり、全国展開している会社であれば一定期間で転勤があったりします。医薬品会社の営業マンであれば、お医者さんなどと対等に会話をする必要が出てきますから、それなりの勉強や知識を得る必要がありますし、お医者さんなどとのアポをとるために労働時間が長くなったりもしがちです。
     また身なりなどにもお金をかけることも出てくるでしょうし、生活レベルを上げがちでもあります。ですから、入ってきた収入はたくさんあっても、それに対して出ていく支出が多くなりがちですから差し引き手元に残るお金はそうでもないという現象があるようです。

    3.会社(企業)の営利活動によって給料は増えにくくなる

     製造系の会社で働いている人は理解してもらいやすいと思いますが、商品一つを作るためのコストをできるだけ縮小していくのが会社の宿命でもあり避けられないことです。そのなかで作業をできるだけ単純化して、マニュアルを見れば誰でもできるようにしていくことや、一人あたりの作業を分業していくことが起こっています。これらはすべて生産コストを縮小化している過程の一つなんですが、この過程で2つの問題が労働者にかかってきます。
     ・給料が上がりにくくなる。または下がる
     ・労働者が休みを取りにくくなる

     まずは『・給料が上がりにくくなる。または下がる』から説明します。
     作業が単純化され、一人当たりの作業が分業化されるとどうなると予想されますか?
     今まで2時間かかってやっていた作業が1時間ですみ、1~10の作業工程をやっていたのが1と2だけの作業になるということは、その労働者にかかってくる生産コストが小さくなるわけですから、生産コストを基準に決めている給料にもそれが反映されるわけです。
     給料というのは『労力がかかるし価値があるから、たくさんの給料を出しましょう』ですから、『労力と価値が下がったのだから給料は少なめにします』ということになるわけです。
     私が冒頭で『これだけ会社としての生産コストを下げたのだから、それに見合う給料をください』と考えていたことに対し、これが答えです。私が行なった改善によって会社としてのコストは確かに下がりましたが、私がそれにかかる労力も下がったわけです。ですから頑張って生産コストが1/2になって、給料が倍になるという方程式は成り立たないというわけです。

     次に『・労働者が休みを取りにくくなる』ですが、作業が分業化するにあたり全体の作業の一部を一人の労働者が担うわけですが、いわば流れ作業の中に身を置いているわけです。そうなると自分だけ休むということができにくくなります。一定時間の中で一定量の作業をこなさなければならないので、一人がさぼったり休んだら上司や社長にだけでなく周囲の労働者に迷惑をかけるということになります。
     『この仕事をするには私しかできない』と言って、体調が悪かったり精神的に疲れていてもプライべートで大事な予定があっても休めないという人や職場を見たことありませんか?ビジネス全体を滞りなく進めるようにコーディネートするのは本来経営者や会社の役目です。しかし、それを労働者ひとりひとりが自己管理させられているのが現状で、まじめな性格の人はそれによって精神的に負担がかかりすぎて”うつ”になったりもします。
     私もその一人なんですが、心療内科の医者から言われたのが『うつになる方の大半はまじめな人だったり責任感を強く感じる人が多い』ということでした。

    【3】固定概念を破るべきとき

    達成

    1.サラリーマンしかないという考えからの脱却

     労働者の給料の決まり方について書いてきましたが、言わば必要最低限の生産コスト分しかもらえないわけです。ですからもっと給料が欲しいとなる場合は、会社に認められるように沿った形で頑張って昇進するのがサラリーマンとして近道だと思います。
     ですが昇進して役職がつく分、どんどん責任が圧し掛かってきます。特に中間管理職と呼ばれる層になった場合は部下からも上からも圧力があって疲弊していきます。給料をたくさんもらったとしても肉体的にも精神的にも疲弊して、その給料を有意義に使うことができないならば愚の骨頂だと私は思います。この世で仕事をして給料をもらうという行為はあくまで生活をしていくうえでの収入を得ているにすぎず、それはサラリーマンだけがすべてでは無いということです。自営業をされている方もいますし、会社に資本を投下(出資)して配当を得て(収入)生活をしている方もいますし、不動産(一軒家やマンションなど)を運営して家賃収入で暮らしている方もいます。実際に私が2018年現在において勤務している会社にも不動産収入を得ている方が2人います。

     職種や立場、会社にもよりけりですが、サラリーマンとして生きる以上は”時間、体力、精神力、知力”を会社に提供し続けなければなりません。私がこの中で危惧するのが、”時間”と”精神力”の提供についてです。
     地球にはいろいろな人種や国があり様々な思想や富の持っている量の多寡など個人間で違いはありますが、平等として提供されているのが”1日24時間という時間の流れ”です。これだけは老若男女問わず平等に与えられており言わば不変のものだと思います。ただ与えられた24時間を自分の好きなように使ったうえで優雅に生活をできる収入を得ることができるか、24時間の大半を労働時間として他者(会社や資本家)に提供したうえで収入を得るかの違いなだけです。
     断言してもよいくらいだと個人的には思っているのですが、サラリーマンとして社会平均的に決まった給料額以上に給料をもらうことは痛みを伴わない限り得ることはできません。痛みとは長時間の労働であったりストレスのより強い職種であったり危険を伴うことであったりです。それらを提供したうえで対価として給料を社会平均以上にもらいたいという考えでならば、まい進していただければ良いですが、”ここなごタイムズ”にせっかくお越しいただいているのですから、ストレスのより強い生活に身を置いてもらうことをおすすめはできません。
     サラリーマンだけという考え方から脱却してもらう方法は後から述べるとして、まずはみなさん各自が”財布を4つ持つ”ことを目指していただければと思います。
     財布というのは現物の財布ではなく、収入源という意味です。4つの収入源とは”給与収入”、”配当収入”、”不動産収入”、”事業収入”です。

    2.終身雇用してもらい、年金をもらうというリスク

     例えば大企業に就職先が決まったとして明日からサラリーマンとして働ける。将来まで安泰だ!そう思っている人はいませんか?本当にそうでしょうか?大企業といえども倒産している会社というのは世の中に存在していますし、会社間で統廃合を繰り返して労働者が早期退職を促される場合もあります。ケガをしたり病気をして働けなくなったり、職場で精神的に落ち込んで働けなくなったりといった場合もあります。そうなった場合はもらえるはずの給料が満額もらえなかったり、最悪の場合は失業ということもあります。もっといえば、定年を迎えた際、本当に国から年金をもらえるのでしょうか?個人的には年金制度は無くならないとみていますが、2018年現在で年金をもらっている方々より受取額が減らされる可能性はありますし、もらえる開始時期が遅くなる可能性だってあるのです。
     サラリーマンとして会社から給料をもらって定年後は年金で悠々自適の生活をするなんて楽に考える時代では無くなったのです。
     また、会社に雇われている以上はサラリーマンは会社の意向に沿った行動をとる必要がありますが、その中でも嫌なことだってたくさんあります。でもそれを拒否しつづけることは会社に居づらくなることにつながりますし、給料を増やすための道筋からずれていっていることにもつながります。とすれば、どうしても無理して嫌なことをせざるを得ないので、肉体的にも精神的にも参ってしまう方が出てくるのです。
     そのようななかで収入源が複数ある場合はどうでしょうか?おそらく心にゆとりができますし、会社から無理難題を依頼された場合に迷わず拒否してストレスが強い環境から逃れることができますし、最悪の場合は退職したって良いんです。
     4つの財布を持つという考え方は富裕層に多いのですが、ネット社会ということもあってか副業をする方も増えており、4つの財布を持つという考え、すなわち複数の収入源を持とうという人が増えてきています。

    3.自分の収入と所得、支出(税)は責任をもつべき

     収入を得ている以上、国や公的機関に様々な税を納めています。サラリーマンとして給料をもらえば”所得税”、生活している都市に対して”住民税”などは納めていると思います。でも実際に役場などで自分で納めているという方は少なく、大半が会社からの給与天引きによって徴収され、毎年12月頃には”年末調整”として支払いすぎた税金が還付されるなどといった行為をすべて会社任せにしているのが現状です。
     これは実に恐ろしいことで、もらえる額面についてはあーだこーだ言うにも関わらず、出ていく額には特に関心を持っていないという状況なので、年間で自分がどのくらい所得税や住民税を支払っているのだろうということは押さえておきべきだと思います。
     自営業や給料が年間2000万円を超えていたり、2か所以上から給料を得ていたりする人は確定申告によって税金についての知識を持っておられますが、そうでない場合は関心ないのが正直なところだと思います。何を隠そう私もそうでした。
     でも今は毎年医療費控除の申請のために確定申告をしたり、4つの財布を持つという計画を水面下で実行しているので税や所得などの関連知識について日々勉強しているところです。
     自分の収入についての関連することなのですから、他人任せではなく押さえておきましょう。

    【4】変化を恐れるな

    可能にする

    1.まずは会社や職場を変えてみる

     さて、ようやく記事テーマでもある”時間の束縛と搾取から逃れる3つのこと”についての回答になります。
     一つ目ですが、会社や職場を変えてみるということです。
     人それぞれですが、自分にあった環境というのは必ずあると思っています。たとえば私は複数回転職している経験を持っているのですが、最初の会社と二番目の会社はどうも自分には合いませんでした。二番目の会社は世界的にも大きな会社であり、給料も実は2018年時点で勤務している会社の給料の1.2倍くらい多くもらえるところでした。賞与も年2回+αでもらうことができました。でもその会社でのリスクは全国転勤があることと、定時が18時にも関わらず実際の仕事終わりの時間は21時頃が毎日であったこと、土曜日は1か月に1回は必ず勉強会というタダ働きがあって苦痛であったことが挙げられます。
     世の中にはいろいろな会社や仕事がありますが、業種や職種によって労働時間や労働環境というのは違ってきます。
     新社会人になるタイミングでは、なかなか分からないとは思いますが、自分が妥協できる範囲というのは把握しておくべきで、それを前提条件として会社や職場を探すといった行動をとるべきだと思います。
     ちなみに私の前提条件は”極力定時間で終業できること”、”土日休み。年間120くらい休みがあること”、”転勤がないこと。あっても住居を変える必要がないレベル”としていました。
     職探しといえば学生であれば就職推進課や、公的機関であればハローワークなどがありますが、ネット社会を有効活用するならば就職サイトや転職サイトを活用されるのが良いかと思います。
     わたしも新社会人になるときにはサイトのお世話になりました。また、転職サイトでは実際に転職サイトのエージェントにお会いして私の希望や悩みなどを共有化してもらって、新たな就職先をあっせんしてもらったりもしたので、まずは実行あるのみですよ。

    2.投資マインドをもつ

     二つ目に言いたいことは、表題のとおり”投資マインド”をもってもらいたいということです。
     サラリーマンとして給料をもらったら、だいたいの人が銀行やゆうちょなどの口座に振り込まれるのが大半だと思います。その中から生活に使うコストを差し引いた額面で貯蓄したりして資産を増やすというのが多いかと思います。
     でもみなさんご存知のように、口座をたとえ定期などの条件の良いものにしても利率はわずかなものです。
     たとえば100万円口座にあったとしても、得られる利子は数百円レベルです。
     これはなぜかというと、給料の概念と似ていると個人的には思っているのですが、銀行やゆうちょの口座にあるみなさんの残高分は悪い言い方をすると『銀行やゆうちょが勝手に資産運用の元本として使っている』のです。それで利益を得ているのですが、その利益のなかから配分を得ているのが利子です。ペイオフという制度があるので、各口座1000万円までは元本保証されているということは聞いたことがあると思いますが、言い換えると『1000万円までは預けていれば勝手に利子が入ってくるのだからリスクないでしょう?だから利子はこれだけね!』という仕組みなのです。
     ここでいうリスクという言葉ですが、日本ではなかなかリスクという言葉を正しく教わっていない人が多いのですが、リスクは『不確定要素』という意味であって『失う』という意味ではありません。リスクが高いというのは、どう転ぶかわからない度合いが大きいという意味です。
     株式投資やFXなどは”リスクが高い”と言われたりしますが、それは元本を投資して利益を得られるのか損失となるのか、その度合いはどのくらいになるのか、元本は元通りになるのかがわからないということで”リスクが高い”と言っているだけです。
     等価交換という言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、このリスクが高いことを提供(差し出している)しているわけで、うまく運用すればリターン(得られるもの)も大きかったりします。
     預貯金の利率が0.002%の時代において株式は配当利率が5%近くあるものがあり、中にはもっと上のものもあります。
     預貯金の場合、1,000,000x0.002%(私の地元の銀行の利率)=20円が利子として得られるわけです。株式の場合、ある会社が年間の配当利率が5%だとして100万円分の株式を私が持っているとすると、1,000,000x5%=50,000円が配当金として得られるわけです。*実際には株式に関わる税金として20.315%分が差し控えるので39,000くらいになります。差は歴然ですね。
     投資運用は勉強せずに行ったり、生活費までつぎ込んだり、自由に使えるお金だと言ってそれを全額つぎ込んだりすると思わぬ損失を受ける可能性があるので、『投資や株などは怖い』と世間一般では言われているのですが、資本主義社会に生きているうえでは投資は仕組み上最適な資産増殖法であると私は考えているので、投資をやって資産を増やしていくという価値観をもって生活をしたほうがお金をもっと得たいと思っている人にとっては良いと思います。これについてはまた別の機会に一緒にみなさんと情報を共有化できればと思っています。

    3.自分で事業を起こす

     三つ目ですが、自分で事業を起こすことです。
     サラリーマンと違っていろいろと自分でしなければならないことが多いので大変ではありますが、自分が思った方向に進めるための作業に時間を費やすことができますし、自分一人で事業をしている場合で努力して得た利益はすべて自分のものです。
     事業を起こすとなると大変なイメージがあり本当にできるのかと拒否から入られることが多いですが、ネット社会となった今は工場を建てて事業をしたり、お店を作って販売したりといったリアル店舗などを必ず作らなければならないということはありません。
     ネットで世の中がつながっている以上はその旨味を享受すべきです。

     ネットできる事業としては『アフィリエイト』というものがあります。

     アフィリエイトというのは、平たくいうと宣伝してほしい企業と提携して、その企業自体や企業が広めたい消費やサービスをみなさん自身が作成したウェブサイトやブログなどで宣伝し、その際に売れた額の何%かの報酬を得るというビジネスです。
     アフィリエイトを宣伝するための媒体であるウェブサイトやブログを作るには世間からの信頼性を得たほうが良いので、できるだけ独自のサイトもしくはブログを作成して宣伝すべきです。
     ちなみに当サイト管理者であるちゃぬまるはA8.netやもしもアフィリエイトを利用させていただいております。

     アフィリエイトについて踏み込んだ情報は別の機会にしましょう。
     収入を得ようと思ったらサラリーマンしかないと思わないでください。収入を得る手段の一つです。他にも収入を得る方法はいくつもあって、その中の一つだけをやっている人が多いと思ってください。

     今回の記事で触れた『資本主義社会』と『労働者の立場や給料の仕組み』および『企業が産み出す利益の正体』については下記の書籍から参考にさせていただいてます。非常に分かりやすくなるほどということが多いですので、気になる方は読んでみることをお勧めします!

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