風邪を引いたり、病気になったり怪我をしたり、色々な事情で病院に行って医者の診察を受けることがあると思います。診察を受けたあとにスッキリした気持ちになったり、症状が快方に向かった場合は楽になりますね!

 しかし、診察を受けて薬までもらったのになかなか症状が回復しないとか、医者から「ストレスからくる精神的なものでしょう」とかで診断されて、居ても立っても居られないので、あちこちの病院に通ってみるといったことをされている方。
 あちこちの病院を回っても良くならないので、半ばあきらめモードに入ってしまう方。

 色々いらっしゃると思います。
 
 何を隠そう、述べてきた悩みはちゃぬまる自身が体験してきたものです。

 特に当サイトで紹介している上咽頭炎が判明するまでは、約10年以上かかったという苦労ぶりです。でもまあちゃぬまるの場合は病状が分かったので良いですが、ちゃぬまる以上の年月を経てもなお病状が分からなくて、自分の人生ずっと症状とお付き合いするしかないとあきらめられている方もいらっしゃると思います。

 そんな方が一人でも多く的確な診断を受けて、悩みから解放されてもらいたいという願いをこめて、この記事を書くことにしました。記事にはちゃぬまるが体験した失敗例と成功例を踏まえて述べていこうと思います。
 内容や状況により千差万別なので、絶対とは言い切れませんが、少しでも解決の糸口になれば幸いです。

【1】受診するまえに大事なこと

振り返るシカ

1.自分の症状をできるだけ的確にとらえよう

 急な症状や怪我などではなく、日ごろから慢性的に悩んでいる症状をお持ちの方が特に重要です。
 きつい言い方をするようになりますが、今から言うことは大切なことなので特に重要視していただきたいです。

 自分の症状は相手にはわかりません。一目でわかる怪我であれば、相手に説明しなくてもある程度は分かってもらえるかもしれませんが、体の中の状態や、いつから悩んでいるか、きっかけは何だったのかなどは自ら伝えないと理解してもらえません。

 今一度自分の症状を見つめなおして、どこが痛いのか、どういったときに痛くなるのか、どのくらいの期間続いているのか、きっかけがあったのか等は的確に伝えられるようにしておかなければなりません。

 良い意味で根掘り葉掘り聞いてくれる医者であれば、患者であるこちらがうまく伝えられなくても、ある程度補完して判断してくれる場合もあるかもしれませんが、医者はプロだからという前に赤の他人です。

 自分の親や身近な人にうまく伝えられないものを、赤の他人である医者にどうしてうまく伝えられるでしょうか?
 到底無理な話ですよね?
 自分のことは自分が一番分かっているはず。自分の症状をもっと見てあげてください。

2.第三者に伝える工夫をしてみよう

 自分の症状を見つめなおすことができたら、それを今度は相手に伝えなければなりません。医者に伝えないと判断してもらえませんからね。
 伝え方は色々あります。

 直接口頭で伝える。絵にかいて伝える。紙に書いて伝える。などなど。
 病院によっては、初めて訪問した病院だったり、久しぶりの診察だったりすると、症状や悩みについて診察を受ける前にアンケート形式の質問票に書いて提出する場合もありますが、そういった場合に返答できるようにするためにちゃぬまるが心掛けていることをご紹介します。

 それはずばり「メモ」です!

 え!?メモかい!って突っ込みを入れたあなた!
 これって大事なんです。

 どんな人でも初めてのところや他人に伝えるときって大なり小なり緊張するものです。ましてやそれが病院であって独特な雰囲気がある場所において、自分の症状を医療のプロである医者に伝えなければならない。
 自分が日ごろ何気なく感じている症状や、ここが痛いんだよなぁとか思っていることを普段と同じように抜けもれなく医者に伝えることができますか?
 ちゃぬまるはとてもではないが無理です。これは断言できます(笑)

 緊張するタイプなので、診察の後であれを伝えることを忘れていた!とか過去に何度もあります。そのためにあさっての方向の診断と薬の処方をされたことも何回かあります。

 メモがあれば、診察を受けているときに、度忘れしてもメモを見れば相手に伝える内容が書いてあるので、それを見て伝えればいいですし、場合によってはメモ自体を医者に渡しても良いです。
 ちゃぬまるは上咽頭炎の治療のために時々受診する病院の先生にメモをもらえますか?と言われて渡したこともあります。

3.似たような症状を持った人がいないか探してみよう

 自分の症状がある程度わかったとして、自分は何科を受診したら良いのか?分からない場合もあるでしょう。以前のちゃぬまるがそうでした。総合病院であれば受け付けで科について振り分けをしてくれる場合がありますが、現在においてはいきなり総合病院を受診するということはできなくなってきており(特別料金を取られる)、まずは町中にあるクリニックなどの診療所を訪問することがほとんどかと思います。

 ちゃぬまるが発症した上咽頭炎は病状としては特に珍しいものではなく、大なり小なりみなさん持っている症状なんですが、これを的確に判断してくれる病院自体が少ないうえ、患部が顔の内部にあって、外からは見えない部位なので、10年以上前のちゃぬまるは耳鼻咽喉科や歯科、内科、脳神経外科、整形外科、心療内科などを色々回りました(笑)。

 そのたびに「うちで診る限りは特に異常がないね。」とか、「気のせいでしょう。気持ちを和らげる薬を出しときますね。」とか「痛み止めを出しときますね」で終わりました。今考えるとそれがいかに的外れの受診だったか一目瞭然です。
 でも当時のちゃぬまるはしょうがなかったのです。

 よって、自分と似た症状を持った人がいないか探してみてください。身近な人に聞いてもいいですし、ネット上で検索するのも良しです。当サイトでは主に上咽頭炎を中心として鼻やのどや気管などの呼吸器系の病状について紹介していますが、特に上咽頭炎についてはプロでも分かりにくい部位の症状であるので、参考になれば幸いです。

 ネットで検索するときはYahoo!Googleなどの検索サイトを使われることが多いと思いますが、検索枠にキーワードを入れて検索する際にコツとしては、キーワードとキーワードの間に半角や全角などのスペースを入れて複数のキーワードで検索することです。

 たとえば、上咽頭炎の症状を持っている人がいるが病名が分からないと仮定します。自覚症状としては「鼻の奥が腫れている」「のどの奥に鼻水が落ちてくる」「鼻声」などなど。
 こういった場合に、検索枠には、「鼻の奥 腫れ」とかキーワードの間にスペースを入れて検索するのです。

 そうすると近しい病名とともに、それを診察してくれる病院名が検索結果として表示されるので、その病院の診療科をみて、自分は何科を受診すればよいのだと気づいてもらえればと思います。

4.訪問する病院を探そう

 自分の症状と行くべき診療科が分かったとして、それが自分がすでに行ったことがある病院であれば探す必要はないのですが、新たな診療科を受けるときや、今の病院に満足できずに違いところを探したい場合は、ネット検索が一番かと思います。

 皆さんの住まいの県もしくは市町村名と診療科を組み合わせて検索します。例えば大阪市で耳鼻咽喉科であれば、「大阪市 耳鼻咽喉科」といった感じです。

 上咽頭炎の治療をしてくれる病院については別記事でまとめていますので参考にしてみてください。

上咽頭炎を治療してくれる病院の一覧があれば助かるよね!

【2】診察を受けるときの心得

自己紹介

1.自己紹介をするように伝えてみよう

 初めて受診する病院や、今まで通っていた病院であっても違う病気であれば、まずは自分の状態を医者に知ってもらう必要があります。
 どういった症状でいつから悩んでいるか等です。

 医者は検査や触診などによって患者の状態を見たりするほか、患者からの自覚症状やいつから悩んでいるかなどの期間などによっても病名と治療方法を判断します。
 インターネットで私たちが検索するのと似ていますね。プロである医者は、前述の情報などによって、いくつもの病名から対象を外していき、残ったものが患者の病状だろうと推察します。場合によってはあらかじめ病名を予想し、更に患者からの情報や検査によって予想を確定にするといった方法もあるようです。

 私は医療関係者では無いので、ここで言いたいのは、医者に的確な判断をしてもらうために、我々患者も賢くならないといけないということです。

 医者と患者との診察の場は言わば自己紹介の場です。
 医者は患者がどういう人か(どういう症状か)を判断するのですが、その患者が適当な説明だったり、不明瞭な説明をしてきたりすると正しい判断がし難いことは理解してもらえるかと思います。

 よって相手に伝える場合の5箇条としては次のことをちゃぬまるは気を付けるようにしています。

 (1)主な自覚症状を端的に言う
 (2)そのほかの症状もあれば言う
 (3)いつから自覚したかを言う
 (4)他の病院でかかったことがあるかを言う
 (5)自覚するまでに至った経緯を言う

2.プラスアルファを伝えてみよう

 前述までのように端的に述べていけば、医者は推察して病名や治療内容を判断してくれます。
 ただ、診断結果や治療内容が自分にとって快方に向かうかどうかはその時点では分かりませんし、たとえば自分があらかじめ「上咽頭炎だろう」と思っていても、そのように判断してもらえず「ただの風邪でしょうね」とか「気のせいでしょう」と判断される場合もあるかもしれません。

 そんな時、ちゃぬまるがやっているプラスアルファがあります。類似症例や身近な人の症例です。

 例えば、自分の症状が事前にネットで調べたところ〇〇という病名でそれに似ていると思った!とか、自分の家族に〇〇という病名になったものがいるとか、友人や知人に〇〇という病名になったものがいるとかです。

 ちゃぬまるの場合はこれが起点となって、「追加の検査をしてみましょう」とか、「その線で治療してみましょう」ということが多々ありました。インフルエンザのときも医者いわく「その経過から見るとインフルではないだろうし、今やっても結果が出ないだろうからインフルの検査はしません」と言われた際、家族にインフルが出たことを伝えると「では、念のため検査してみましょう」となり、数分経過後、「ちゃぬまるさん、すみません。インフルでした」という場合もあったからです。

3.短期は損気。でも良くならない場合は更なる行動を!

 病状にもよりけりですが、風邪などであれば大抵は数日で薬を飲めばよくなります。でも気管支喘息や慢性的な病状であれば数週間から数か月かかるものもあったりします。
 ちゃぬまるは気管支ぜんそくや咳ぜんそくにもなったことがあるのですが、ぜんそく系の咳は長引くので、薬を飲んでも二、三日で治るようなものではありません。病状によっても長引くものもあります。よって、すぐに治らないからと行って病院に行っても医者からは経過をみてくださいと言われるだけですし、あせって他の病院に行ったら、またいちからの治療になってしまう場合もあります。

 よって、気になるようでしたら、薬を飲んだり治療をしたりしてどのくらい日数がかかるのかの一般的な目安を医者に聞いておくのが賢明かと思います。その期間を過ぎても症状が良くならない場合は再度受診すれば良いですし、自分の中で他の病院に受診しなおそうと思うならば、そう決断すれば良いわけです。

 一例をあげておきますが、上咽頭炎は他の記事でも書いているとおり、専門に該当すると思われる耳鼻咽喉科の医者でさえ判断してくれないことが多いです。薬剤師でさえ知らない人もいるくらいです。

自律神経を乱す上咽頭炎という病気について知るべき3つのこと

 よって、あらかじめ自分の中で「上咽頭炎だろう」とか予想できている病名の場合は、それに精通していたり、その治療や判断をしてくれる病院を調べてから向かうということが賢明な行動だろうと思います。

【3】まとめ

  • 準備が肝心!自覚症状などを振り返ろう
  • 医者に説明しやすいようにまとめておこう
  • 訪問する病院を予めしぼっておこう
  • 明瞭に医者に説明しよう!
  • 場合によっては自分の思う方向へ仕向ける
  • 治療は気長に待とう!あせってはダメ
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