市販で入手できる『鼻うがい』ってどれがおすすめ? お近くの薬局やドラッグストア、ネットショップでも市販されているものといえば、主に3つの会社から発売されていると思います。  それらは製品によって良し悪しあるでしょうし、人によっても使いやすいか使いづらいかあると思いますので、当記事の筆者であるちゃぬまるが実際に使ってみた感想を述べていきたいと思います。そのうえでみなさんが、「実際に使ってみようかな?」とキッカケになれば幸いです。

1.本記事の内容とわかっていただけること

  • どういったものが市販されているか分かる
  • 『ハナノア』の良し悪しがわかる
  • 『ハナクリーンS』の良し悪しがわかる
2.記事の根拠  執筆:ちゃぬまるです。  市販の鼻うがい器具や薬液を購入して自宅で鼻うがいを行なうようになってから2018年時点で約3年がたちます。  鼻うがいをやった後の鼻腔内やのどのスッキリ感はなんとも言えませんが、幼少期からずっと言われ続けてきた水道水などで口からのどにいれて『ガラガラぺっ』とするうがいと比べて、鼻からうがい液を入れるための器具を用意したり専用の薬液を用意したりと、少し手間が発生します。  手間とうがいをしたあとの爽快感を実際に使ってみたユーザーとしてレビューしたうえ、コストパフォーマンスなどもお知らせし、当記事を見られたみなさんが「これなら私でもできる!」「実際に使ってみよう!」と思ってもらえるキッカケになればと思います。

【1】『のどのうがい』と『鼻うがい』の違いを知ろう!

ネコがどういうこと?

1.『のどのうがい』と『鼻うがい』の違いについて

 うがいと言えば、どういったものをみなさんはイメージされるでしょうか?  おそらく大抵の方は水道水や病院や薬局で手に入れたうがい薬をのどに入れてガラガラぺっとする行為ではないでしょうか?  対して、鼻うがいは鼻から洗浄液を入れて鼻の奥を洗い流す行為の事を指します。下に筆者であるちゃぬまるが描いた下手な絵(笑えない)がありますが、中咽頭や下咽頭を洗う行為を通常みなさんが良く知っているうがいの際に水道水や薬液が当たる部分で、鼻うがいは絵でいうと上咽頭が当たる部分になります。 上咽頭

2.効果の範囲について

 中咽頭や下咽頭を対象としたうがいは、その部位に残っているホコリやウイルス、食べものや飲みものなどのカスなどを洗い流す行為となりますので、その部分の洗浄によって気管支や肺、胃腸などへウイルスがいかないようにして病気の予防に一定の効果があるとして昔から医療機関や学校などを通じて教えられてきたものです。  鼻うがいは上咽頭を洗浄するので、他の記事でも紹介してきたように上咽頭の繊毛上皮などにくっついたウイルスや細菌、花粉などを洗い流すことにつながります。人は主に鼻で呼吸をしているので、鼻粘膜に付着したウイルスや細菌、花粉などを早めに取り除くことによって症状が出るのを防いだり、和らげたりする期待ができるとされています。

インフルエンザやカゼは鼻うがいで予防しよう!痛くないですよ!

3.どうやって鼻うがいはするの?

 鼻から液体を入れて鼻奥の上咽頭に液体を当てるようにしたあと、液体を鼻もしくはのどを経由して口から吐き出すようにします。ただ、学校などのプールの授業を思い浮かべてほしいのですが、水中に頭を入れた際に鼻から水が入ってツーンとした経験を持っている方もいらっしゃると思いますが、鼻の奥の粘膜は喉に比べてデリケートにできているため、体の浸透圧と違う液体が当たるとツーンとして痛みを伴います。  よって、鼻うがいの際には自作で浸透圧を同じにした液体を使うか、市販の鼻うがい用の薬液を使うかのどちらかになると思います。

【2】市販されている各製品について紹介する

1.小林製薬から発売されている『ハナノア』について

ハナノア  日本の企業である小林製薬株式会社が発売している鼻うがい用の製品です。  商品によっては、うがいをするための専用器具と洗浄液がセットになっているものや、洗浄液単体のものがあります。初めての方であれば専用器具とセットになったものを購入すると良いでしょう。器具は使った後に洗ってちゃんと乾燥させれば繰り返し使うことができます。  洗浄液は器具の方へ注いで使うことになりますが、器具であるボトルに50mlとその半分の25mlの線が入っているので、それを目安に注げば簡単です。メーカーとしては両方の鼻を洗浄するには50ml分の液を使うと説明書にも記載されていますが、ちゃぬまるは通常は25mlで両方の鼻を洗浄し、上咽頭がつらいなと思うときは50ml分で洗浄するというように使い分けてます。  洗浄液単体で購入した場合、500mlのボトルで市販されているので、25mlを1日1回やったとしたら20日分もつ計算です。  使い方は簡単です。  (1)洗ってきれいにした専用器具を用意します。  (2)器具に洗浄液を注いでチューブとフタをします  (3)器具のフタの部分を注ぎたい鼻の穴に差し入れます  (4)器具の胴体部分を抑えて鼻に液を流します。「あー」とか「えー」と言いながら入れるのがコツ  (5)鼻に入れた液は鼻から出すか口から吐き出します  (6)使い終わった器具を洗って乾燥させます 以上です。簡単でしょう? うっすらとミントの香りがして、鼻うがいをした後は爽快になります。 ちなみにこのハナノアはちゃぬまるも妻のゆつまるも3年以上も使ってます。 お求めはお近くの薬局やドラッグストア、ネットでも購入できます。 専用器具+洗浄液は、場所によりけりですが、800~1000円程度。洗浄液単体であれば、600~800円程度で入手できると思います。

2.東京鼻科学研究所から発売されている『ハナクリーンS』について

ハナクリーンS  日本の企業である株式会社東京鼻科学研究所が発売している製品です。  耳鼻科の先生と同社が共同開発した製品です。  今回紹介するハナクリーンSのような簡易式の鼻うがい器だけではなく、耳鼻科で使うような本格的なものに近い鼻うがい器まで販売されています。  こちらもハナノアと同様に専用器具に入れた洗浄液を鼻に入れてうがいをするということは同じです。違いとしてはすでに出来上がった洗浄液を器具に注ぐのではなく器具に適温のお湯(体温に近い40度程度)を浸し、そこに専用の粉末薬を入れて溶かして洗浄液を作り、その液体を鼻に入れるというステップを踏みます。  器具容量が150mlと大きいうえ、体温に近い液体を鼻の奥に注ぐので涼しくて爽快というよりは、温かく包まれたようなやすらぎを得ることのできるうがいだと思ってます。  市販されているハナクリーンSは、器具と洗浄薬がセットになっているものと、洗浄薬だけのものがあります。1回につき1包分の薬剤を使います。洗浄薬単体は50包あるので、50日分使える計算ですね。  使い方は以下のとおりです。  (1)洗ってきれいにした専用器具を用意します。  (2)器具に40度程度のお湯を入れます  (3)(2)に洗浄薬を入れ、かき混ぜて溶かします  (4)器具のシャワーノズル部分を注ぎたい鼻の穴に差し入れます  (5)器具の胴体部分を抑えて鼻に液を流します。「あー」とか「えー」と言いながら入れるのがコツ  (6)鼻に入れた液は鼻から出すか口から吐き出します  (7)使い終わった器具を洗って乾燥させます 以上です。ハナノアより1~2工程増えますが、割と簡単でしょう? ちなみにこのハナクリーンSはちゃぬまるだけが最近使い始めました。 お求めはお近くの薬局やドラッグストア、ネットでも購入できます。 こちらはハナノアよりも高めです。器具と洗浄薬セットが2800~3500円程度。洗浄薬単体が900~1100円程度です。

3.2製品の比較まとめ

 今回の記事で触れた二つの製品について下記のように表にまとめてみましたので、みなさんがどちらが使いやすいかを比較して参考にしていただけると幸いです。

(製品名)ハナノアハナクリーンS
(発売元)小林製薬(株)(株)東京耳科学研究所
(専用器具)ありあり
(うがい液の状態)液体状態粉末状態
(器具の容量)50ml150ml
(うがい液の手軽さ)そのまま使えるお湯でとかす必要がある
(うがい液の温度)常温暖かい
(うがい時の感覚)涼しくて爽快包まれたやすらぎ
(器具と液のセット価格)800~1000円程度2800~3500円程度
(液のみの価格)600~800円程度900~1100円程度

HOME